“コロナ時代”歯のみがき方

新型コロナ流行の第3波の頃、歯みがきの飛沫が原因でクラスター発生等のミスリードにより、職場や学校の一部で昼歯みがきが中止されました。これを受けて、関係所管等に相談し、食後歯みがきの重要性を啓発するべくエビデンスのある歯の磨き方を紹介する動画を制作されました。

日歯8020テレビ お口を閉じて磨きましょう

飛沫やエアロゾルを可視化できる特殊なカメラを用いて実験した結果、歯みがきのストロークを短く、小刻みに動かせば、口を開いていてもほとんど飛沫は飛ばなかったが、口を閉じて磨くとさらに飛ばないことが分かりました。逆に、上顎前歯の裏側を大きくかき出すように磨くとたくさんの飛沫が飛ぶことが確認できたようです。

また動画では紹介されていませんが、歯みがき粉を付けると口を開けて大きいストロークで磨いてもわずかなエアロゾルの発生だけで、飛沫が飛ばなかったこともわかっています。