離乳食の始まり 3
歯ぐき食べ期

9か月から11か月頃になると赤ちゃんは、ハイハイやタッチが出来るようになり、目が離せなくなります。
お口の中では上下の歯が生え揃い、舌は前後や上下だけでなく左右にも動かせるようになります。
そして、食べ物を歯ぐきに寄せてすり潰すようになってきます。

この頃の離乳食
この頃の離乳食の目安は、歯ぐきでつぶせるバナナくらいの硬さです。
舌が左右に動くようになったので、食べものを片方の口に寄せて歯ぐきで噛むようになります。

さて この頃の赤ちゃんで困るのが、食事の途中で歩き回ったり、ベー!とやったりし始める「遊び食べ」。
離乳食を食べている途中で、遊び食べを初めて食べなくなってしまったら、どうしますか?
①間食するまで続ける。
②食事を終わる
答えは②。食事は楽しいということを知ってもらいたいので、飽きてきたら いったん食事を切り上げて、長くだらだら食べないことが大切です。
この頃の歯みがき
離乳食の始まり2でお話ししたように、上唇の裏側にある上唇小帯に気を付けて、1本1本やさしく磨きましょう。