加熱式たばこ

 『加熱式たばこ』について、紙巻きたばこと比較して加熱式たばこは健康被害が少ないとの一部報道(広告)があり、日本歯科医師会から本件に関する現状認識がでましたのでお伝えします。

『加熱式たばこ』に関する現状認識について

 加熱式たばこにも有害物質が含まれており、受動喫煙の影響をふくめ、一部の広告などにある「紙巻きたばこと比較して健康リスクが低い。」との内容に関するエビデンスは示されていない。したがって、加熱式たばこは安心との偏った宣伝効果により、喫煙者およびその周辺に対して更なる健康被害を来たすことが大いに懸念される。
 喫煙は歯周病をはじめ口腔領域にも悪影響を及ぼすことから、日本歯科医師会は関係する学会などとの連携を強化し、国民の口腔及び全身の健康と歯科治療の効果を確保するため、引き続き禁煙対策を推進していく。
令和3年10月11日 日本歯科医師会

なお、関係する学会から声明等が出される可能性があることから、学会とも連携を図り、必要な対応をしていくとのことです。